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生活者・需要 🌐🇯🇵🇺🇸🇮🇳🇦🇺

生活者のアプリ利用

生活者が毎日触れるアプリ——メッセージング(日本=LINE、インド=WhatsApp、米国=iMessage)、決済(日本=PayPay、インド=UPI/PhonePe・Google Pay、米国=Venmo・Cash App・Zelle)、ショート動画・SNS(TikTok・Instagram Reels・YouTube Shorts・Threads・X)、写真/家族(Google Photos・みてね)、コマース(Mercari・Amazon)——を国別に名指しで捉える層。注意(attention)と決済がどのアプリに集中するかは、MIXIの配信面(LINE・Meta・YouTube・App Store)依存度、みてねの差別化軸、自社SNS『mixi2』の戦略を直接左右する。

最新 更新 2026-06-20 次回レビュー 2026-07-20 35 出典
地域:

So What?(MIXIへの示唆)

  1. ACTION

    LINE・Instagram・YouTube・PayPayミニアプリを国内の主要配信面として明示的に運用

    日本の生活者の時間はLINE(MAU約9,800万)とYouTube(約7,870万)に集中し、決済入口はPayPay(7,000万・QR64%)が握る。MIXIはみてね・モンスト・スポーツ系の獲得とオンボーディングを、これら生活アプリ内の導線(LINE公式・ミニアプリ、Shorts広告、PayPay連携)に最適化すべき。自前面だけに頼らず『借りた面』を意図的に設計する。[1][2][23]

  2. BET

    『mixi2』を自社の注意グラフとして育て配信面依存リスクをヘッジ

    注意がLINE・Meta・Googleに集中し、TikTok米JVのように配信面が地政学・政策で変動する中、自社で関係グラフと配信面を持つ価値は高い。2024年12月開始・初週120万人の招待制『mixi2』を、単なる新SNSでなく『MIXI製品群(みてね・ゲーム・スポーツ)への送客と関係資本の蓄積基盤』と位置づけ、KPIをエンゲージメントと相互送客で設計すべき。[15][33]

  3. ACTION

    みてねを『AIに学習させない非公開の家族アプリ』としてGoogle Photos対比で訴求

    Google Photos(月15億・9兆枚)がGemini連携で私的写真をAI入力へ転用する流れは、生活者のプライバシー不安を高める。みてねは海外利用者4割超・北米約20%で、『公開フィードなし・AI学習なし・家族限定』を明確な差別化メッセージにし、米国・豪州の安全志向層に訴求すべき。Premium/Premium Proの課金導線(長尺動画・物販)も信頼の堀の上で展開する。[13][14][32]

  4. WATCH

    TikTok米JVのアルゴリズム再学習がゲーム/家族のUAコストに与える影響を監視

    Oracleが米管轄下でTikTokのアルゴリズムを再学習する移行は、米国のショート動画広告とクリエイターマーケの配信・コスト構造を不安定化させ得る。MIXIは米国向けゲーム・みてねのUAでTikTok依存度を測り、Reels/Shorts・YouTubeへの分散と、配信面変動に強いクリエイティブ/計測体制を準備すべき。[11][9]

  5. WATCH

    インド参入は単独アプリでなくWhatsApp+UPI+Reels/Shortsのレールに乗る前提で評価

    インドはWhatsApp(5.36億)が連絡基盤、UPI(月200億件、与信レールへ拡張中)が決済基盤、Reels/Shortsが注意基盤を握る三層構造で、単独アプリの直接獲得は極めて困難。仮に家族/写真領域で参入するなら、WhatsApp共有導線・UPI決済・Shorts UAを前提に設計し、レールを敵に回さない戦略が必須。当面は監視と小規模検証にとどめる。[6][4][31]

  6. BET

    スポーツ(TIPSTAR/PointsBet)とAIコスト削減を当面の利益エンジンに据える

    FY2026はモンスト中心のデジタルエンタメが売上-13.1%・EBITDA-14.8%と縮小する一方、スポーツがQ4売上+23.5%を牽引し、AIによるコスト削減がEBITDA上方修正(305億円)を支えた。MIXIは『成熟ゲーム+成長スポーツ+効率化』のポートフォリオを明確化し、生活アプリ間の注意移動に左右されにくい収益基盤(賭式・公営競技)に資本を厚く配分すべき。[28][35][22]

  7. WATCH

    豪州の年齢確認執行判断(2026年半ば)を家族/ティーン製品設計の試金石として注視

    豪eSafetyの5社調査と最大4,950万豪ドルの制裁、3か月後も7割の未成年が利用継続という現実は、年齢保証の『実装品質』が法的リスクと有効性の双方を決めることを示す。MIXIはみてね(家族限定・非公開)やゲームの未成年導線で、回避困難な年齢保証と保護者導線を先取り設計し、豪州ルールを将来の日英規制の予行演習とみなすべき。[34][30][24]

主要リスク & 機会

PESTLE 分析

P 政治

アプリ利用は地政学と国家政策に強く規定される。米国はTikTokを米資本JVへ分離、インドはTikTokを依然全面禁止、豪州は16歳未満SNS禁止を施行。どのアプリが各国で使えるか自体が政治判断の産物になりつつある。

  1. 🇺🇸 2026年1月22日、TikTokの米事業を米資本に移す『TikTok USDS Joint Venture LLC』が正式設立。Oracle・Silver Lake・MGXが各15%(計45%)、ByteDanceは20%未満に縮小し、Oracleがセキュリティパートナーとしてアルゴリズムを米管轄下で再学習する。米事業の評価額は約140億ドル。米国2.1億人超が使うショート動画面の所有・推薦ロジックが政治判断で再構成された。[11]
  2. 🇮🇳 インドのTikTok禁止は2025〜2026年も継続し、政府は『復帰の提案はない』と明言。2020年禁止前は世界最大の約2億人市場だったが、現在の国内利用者は実質ゼロで、需要はInstagram ReelsとYouTube Shortsに移行した。国家安全保障を理由とするアプリ排除が、生活者のアプリ構成を恒久的に書き換えた稀有な実例。[16]
  3. 🇦🇺 豪州は2025年12月10日、世界初の16歳未満SNS利用禁止を施行し、Instagram・TikTok・YouTube・Snapchat・X等を対象化。若年層の注意(attention)が公開型SNSから締め出され、メッセージング・YouTube Kids・教育系は除外。生活者のアプリ動線が年齢で線引きされる政策実験が始まった。[24]
  4. 🇯🇵 日本では生活インフラ化したLINE・PayPayがLINEヤフー/ソフトバンク経済圏に集約され、PayPayは地方自治体の税・公金支払い(公金)対応を拡大、行政手続きの決済面を担う。国民の8割超が使うアプリが半ば公共インフラ化し、データ・経済安全保障の政策的関心が高まっている。[2][3]
  5. 『どのアプリが使えるか』を国家が決める潮流が定着した。米国のTikTok強制分離、インドのTikTok全面禁止、豪州の16歳未満SNS禁止、日本のLINE/PayPay準公共インフラ化は、いずれも生活アプリへの主権的介入という同一構造を持つ。2025〜2026年は『アプリ主権(app sovereignty)』が政策語彙に定着した時期で、配信面の前提が政治で動く時代に入った。[11][16][24]
E 経済

生活アプリは巨大な決済・コマース経済を回す。インドUPIは月200億件超、日本PayPayはGMV12.5兆円・2026年3月にNasdaq上場、米国Venmo/Cash App/Zelleは合計で兆ドル規模のP2P経済。MIXIはモンスト成熟の中でスポーツ(TIPSTAR/PointsBet)とみてね課金へ収益を分散する。

  1. 🇮🇳 インドのUPIは2025年8月に月間取引が初めて200億件を突破(金額24.85兆ルピー)し、生活決済の中核に。2025年12月時点でPhonePeが件数45.35%・Google Payが34.64%を握る寡占で、両社の合算シェアは7か月連続の低下を経て2025年末に初めて80%を割った(12月合算79.99%)。決済アプリの選択がインド生活者の日常そのものになっている。[4][5]
  2. 🇯🇵 PayPayは2025年7月に登録者7,000万人(国民の2人に1人、スマホ保有者の約2/3)を突破し、QR決済の約64%を掌握。FY2024のGMVは12.5兆円(約850億ドル)で、2025年にはIPOで約200億ドル評価が取り沙汰された。日常の少額決済の入口を握る支配的プラットフォーム。[2][3]
  3. 🇯🇵 PayPayは2026年3月12日にNasdaq上場(ティッカーPAYP)。公開価格16ドルに対し初値19ドル(+19%)で時価総額は約147億ドル、調達額は約8.8億ドル。Armに続くソフトバンク系の大型米国IPOで、生活決済アプリが公開市場の評価・開示規律下に入った。増えた資本が決済→金融スーパーアプリ化を加速する見通し。[27]
  4. 🇺🇸 米国のP2P決済はVenmo(2025年に約9,710万人、P2P市場の約62%)とCash App(月間約5,900万人)が二強。両アプリは送金から株式・暗号資産・カードへ拡張し、若年層の『財布アプリ』として定着。iMessage/SMS文化と並ぶ生活基盤で、Apple/Block/PayPalが囲い込みを競う。[10]
  5. 🇺🇸 米国P2Pは件数ではVenmo/Cash Appだが、金額では銀行連合のZelleが圧倒。Zelleは2025年に決済額1.2兆ドル(前年比+20%)・取引42億件(+16%)・利用者推定1.45億人前後で、P2P金額シェア54.6%(Venmo20.5%・Cash App10.6%)。生活者の『正式な送金』はZelle、『遊び・少額』はVenmo/Cash Appと用途分化が進む。[29][10]
  6. 🇯🇵 C2CのMercariは国内アクティブ2,000万人超で、m-commerceは日本のEC売上の約65%(2023年57%から上昇)を占める。Mercariは2025年に越境GMVを15倍(約60億円→約900億円)に伸ばし米国向けアプリも投入。生活者の購買がアプリ・モバイル前提に移行した。[20][26]
  7. 🇯🇵 MIXIはモンスト成熟下で収益を多角化。FY2026 Q3はスポーツ事業のTIPSTARが売上+87.2%・Chariloto+40.7%を牽引し全社売上+18%(490億円)に。一方EBITDAは-12.2%で、注意と課金がどの生活アプリに集まるかが同社の収益構造転換を規定する。[22]
  8. 🇯🇵 MIXIはFY2026通期見通しを売上1,710億円・EBITDA305億円へ上方修正(当初予想は売上1,680億円)。スポーツは売上+100.8%(204億円)とほぼ倍増の最速成長で、Q4売上は+23.5%(PointsBet連結が寄与)。一方デジタルエンタメ(モンスト中心)は売上-13.1%(219億円)・EBITDA-14.8%でMAU減と販促費増が重荷、ライフスタイルもみてね伸長でEBITDA+7%。AIコスト削減が利益を下支え。注意と課金の生活アプリ間移動が収益構造を規定する。[28][35]
  9. 🇯🇵 みてねは無料無制限保存を維持しつつ有料課金を多層化。FamilyAlbum Premiumは月5.99ドル/年59ドル、Premium Proは月10.99ドル/年109ドルで、長尺・フルHD動画、PC一括アップロード、月次ジャーナル、1秒動画増量、写真集/DVDの送料無料等を提供。AIによる人物別整理・自動編集を重ね、無料の家族基盤をストレージ・物販・課金で収益化する設計。[32]
  10. 🇯🇵 日本ではLINE Payが2025年4月30日にサービス終了し、PayPayへ決済機能を統合。利用者は移行を迫られ、決済の主導権がさらにPayPayへ集約。グループ再編とサービス統廃合が生活者の決済アプリ選択を実質的に方向づけた。[1][2]
S 社会

どのアプリに生活者の時間が集中するかは国ごとに全く違う。日本=LINE+YouTube、インド=WhatsApp+Reels/Shorts、米国=YouTube+TikTok+iMessage、豪州=Facebook+Instagram+TikTok。可処分時間の奪い合いがMIXIのプロダクトとマーケの前提になる。

  1. 🇯🇵 日本の生活アプリの双璧はLINEとYouTube。LINEはMAU約9,800万人(2025年3月、人口の約80%)で『メッセージ+ニュース+決済+マンガ』の生活基盤、YouTubeは約7,870万人。調査では最も使うSNSがLINE60.1%・YouTube57.2%で、メッセージングと動画視聴が日常を二分する。[1][23]
  2. 🇮🇳 インドの生活基盤はWhatsApp。DataReportalのDigital 2025推計で利用者は約5億3,580万人、スマホ利用者の約89%が使い、世界最大の単一国市場(全世界33億人の27%)。事業・行政・家族連絡がWhatsApp上で完結し、メッセージング=インフラという構図が鮮明。[6]
  3. 🇺🇸 米国はYouTube(月間約2.89億人)とTikTok(約2.13億人)が双璧で、iMessage/SMSがコミュニケーションの中核。TikTok利用者は2025年に1日平均約52分(前年比-6.9%)を費やし、可処分時間の3割超をTikTokに割く層も。短尺動画とiOSネイティブ連絡が米国生活者の中心。[8][9]
  4. 🇦🇺 豪州はFacebook(利用率73.6%)が首位、Instagram55.5%・TikTok41.5%・X30.7%と続く。SNS利用は1日2時間4分で、TikTokはAndroidで月38時間51分(世界平均超)、Snapchatも月16時間26分と世界最長級。多プラットフォーム並行利用(月6.5個)が特徴。[17][18]
  5. テキスト系SNSの勢力図が動いた。Meta傘下Threadsは2025年8月に月間4億人を突破しX(月間6億人超)を急追、Xの日次利用者は2025年6月に前年比-15.2%。生活者の注意がレガシーSNSから新興・分散型へ移り、配信面の安定性が揺らぐ。[12]
  6. 🇮🇳 TikTok禁止で空いた約2億人の需要はInstagram ReelsとYouTube Shortsが吸収し、Moj・JoshなどローカルアプリもニッチでシェアV。短尺動画はインド最大の可処分時間カテゴリーとなり、クリエイター経済とコマースの主戦場に。グローバルプレイヤーが現地ショート動画で覇権を握る構図。[16]
  7. 🇯🇵 MIXIの招待制『mixi2』は2024年12月開始後、最初の1週間で約120万人を獲得し急立ち上がった。リアルな関係性を核にした非広告依存型の設計で、海外スーパーアプリに集中する注意の中で自社の関係グラフを再構築する試み。エンゲージメント維持とMIXI製品群への送客が今後の評価軸になる。[33][15]
  8. 🇦🇺 豪州の16歳未満禁止は施行1か月で約470万アカウントを削除したが、3か月後も未成年の約7割がVPNや年齢確認回避で利用を継続。注意は禁止で消えず、Discord・ゲーム内チャット・メッセージング等の『非対象アプリ』へ部分的に移動した。家族/ティーン向けプロダクトは年齢保証と回避行動の両にらみが必要になる。[30][24]
T 技術

生活アプリはスーパーアプリ化・公共インフラ化・AI化が同時進行。LINE/PayPayは金融・行政を内包し、UPIは国家DPIとして他アプリを支え与信レールへ拡張、ChatGPT/Geminiが新たな日常アプリに台頭。Google Photosは9兆枚をAIで再構成し、写真/家族領域の技術前提を変える。

  1. 🇯🇵 LINEはメッセージを核にLINE Games・Manga・Shopping・Today(ニュース)・決済を束ねる日本型スーパーアプリ。PayPayもポイント・後払い・証券・銀行へ拡張し金融エコシステム化。生活者は1アプリ内で複数生活機能を完結させ、アプリ間の主導権が単機能から束ね方(プラットフォーム)へ移った。[1][3]
  2. 🇮🇳 インドUPIは国家デジタル公共基盤(DPI)として他アプリを支え、WhatsAppも2025年にPayアカウント数の上限撤廃でUPI送金を全利用者へ開放、電気・ガス・家賃等の請求書払いも追加。ただしWhatsApp PayのUPIシェアは0.4%未満で、巨大ユーザー基盤≠決済支配を示す。レール(UPI)とアプリの分離が技術設計の核。[7][4]
  3. 🇮🇳 インドはUPIレール上に『信用』を載せる段階へ。RuPayクレジットカードのUPI接続が普及し新規発行カードの約4割を占め、UPIクレジットカード取引は月20%成長。Flipkartのsuperdotmoney(super.money)やKiwi等の新興プレイヤーがQRで与信を提供し、新規与信層(new-to-credit)を取り込む。決済→信用へとレールが拡張し、アプリの競争軸が広がる。[31]
  4. AIアシスタントが新たな日常アプリへ。ChatGPTは2025年10月に週次8億人、2026年2月27日に9億人を突破し、GoogleのGeminiも2026年初の約7.5億人から5月に月間9億人へ伸び、2026年Q3に10億人到達予測。検索・作文・相談の入口がブラウザからAIアプリへ移り、生活者の時間配分とアプリ流入経路を再編しつつある。[21][25]
  5. 写真/家族領域はGoogle Photosが基準。2025年5月の10周年時点で月間15億人・累計9兆枚(1日約43億枚アップロード)に達し、Gemini連携でAI編集・想起・生成へ再構成中。膨大な私的写真をAIの入力に転用する流れは、みてね型の『AIに学習させない非公開設計』との差別化軸を浮き彫りにする。[13]
  6. 🇦🇺 豪州はデバイス内蔵ウォレットが主流化。デジタルウォレット決済は2025年に約2,000億豪ドルへ拡大、利用者の52%がApple Payを使い、電話番号等を口座に紐づけるPayID登録は年末2,000万件見込み。Apple Tap to Payで小規模事業者もiPhoneで対面決済を受け付け、現金離れが加速。[19]
L 法規制

生活アプリは利用・決済の両面で規制が強まる。インドはUPI市場シェア上限を一旦延期、米国はTikTok分離を法的に強制・PayPay上場でSEC規律、豪州は年齢確認義務と5社調査、日本はLINE Pay統合に伴う移行を経験。アプリの可用性と収益化が法規制で変動する。

  1. 🇮🇳 NPCIはUPIの単一アプリ取引シェアを30%に制限する規制の適用を再延期し、PhonePe・Google Pay(合算約8割)に猶予。寡占是正と利便性のジレンマが続き、決済アプリ市場の構造を当局が直接左右する。新規参入アプリにとっては機会と不確実性が併存。[4]
  2. 🇺🇸 米国のTikTok分離は大統領令と法律に基づく強制で、Oracleがデータ監査とアルゴリズム再学習を担う法的枠組みの下で成立。生活者が使うアプリの所有構造を国家が法で書き換えた先例で、配信面の地政学リスクが恒常化した。[11]
  3. 🇺🇸 PayPayのNasdaq上場(2026年3月)で、日本の生活決済アプリが米SEC開示・ガバナンス規律の対象に。クロスボーダー上場は四半期開示・内部統制・対消費者保護の継続的遵法負担を課し、生活インフラ化したアプリほど規制スコープが拡大する構図を示す。[27]
  4. 🇦🇺 豪州の16歳未満SNS禁止は、対象アプリに『合理的な年齢確認措置』を義務付け、違反時は最大4,950万豪ドルの制裁金。年齢保証の実装責任がアプリ側に転嫁され、家族・ティーン向けの設計と遵法コストが直撃を受ける。[24]
  5. 🇦🇺 豪eSafetyは2026年3月に初の遵守報告を公表し、Facebook・Instagram・Snapchat・TikTok・YouTubeの5社を年齢確認の不備(再試行容認・通報導線の不備等)で調査対象に。執行判断は2026年半ばに予定され、最大4,950万豪ドルの制裁が現実味を帯びる。年齢保証の実装品質がアプリの法的リスクを直接左右する段階に入った。[34][30]
E 環境

数兆枚規模の写真・動画と巨大なAI推論を支えるデータセンターの電力・炭素負荷が、写真/家族・AIアプリの隠れたコストとして浮上する。

  1. Google Photosは累計9兆枚・1日約43億枚アップロードを保管し、ChatGPT/Geminiの数億〜十億ユーザー規模の推論と合わせ、生活アプリがデータセンター電力・冷却・水消費を押し上げる。無制限保存とAI機能の常時稼働は、写真/家族・AIアプリ共通のESG論点。[13][21]
  2. 🇯🇵 MIXIのみてねは写真・動画を無料無制限で保存するモデルで、世界3,000万人規模の長期保管がストレージ容量とデータセンター負荷を継続的に押し上げる。動画・高解像度化が進むほど保存コストと炭素フットプリントが増し、保存最適化とクリーン電源調達がコスト・ESG両面で重要に。[14]

タイムライン

  • 2024-12-16 MIXIが招待制SNS『mixi2』を提供開始
  • 2025-04-30 LINE Payがサービス終了、PayPayへ決済統合
  • 2025-05 Google Photosが月間15億人・累計9兆枚に到達(10周年)
  • 2025-07-15 PayPayが登録者7,000万人を突破
  • 2025-08 インドUPIが月間取引200億件を初突破
  • 2025-08-12 Meta Threadsが月間4億人を突破しXを急追
  • 2025-12-10 豪州が世界初の16歳未満SNS利用禁止を施行
  • 2026-01 MIXIがFY2026業績予想を上方修正(PointsBet等の買収戦略)
  • 2026-01-22 TikTok USDS Joint Venture LLCが正式設立(米資本に移管)
  • 2026-02-27 ChatGPTが週次9億人を突破
  • 2026-03 豪eSafetyが初の遵守報告、5社を年齢確認不備で調査
  • 2026-03-12 PayPayがNasdaq上場(PAYP)、初値+19%・時価総額約147億ドル
  • 2025-12 PhonePe+Google Payの合算UPIシェアが初めて80%割れ(79.99%)
  • 2026-05-07 みてね世界累計利用者3,000万人突破
  • 2026-mid 豪州の年齢確認執行判断が予定(最大4,950万豪ドル制裁)
  • 2026-Q3 Google Geminiが月間10億人到達の予測(アナリスト)

関連エンティティ

  • LINE (LY Corporation)製品
  • PayPay製品
  • WhatsApp製品
  • PhonePe企業
  • Google Pay (India)製品
  • UPI / NPCI技術
  • TikTok USDS Joint Venture LLC企業
  • Instagram Reels製品
  • YouTube / Shorts製品
  • Threads (Meta)製品
  • Venmo製品
  • Cash App (Block)製品
  • Zelle (Early Warning Services)製品
  • Google Photos製品
  • 家族アルバム みてね / FamilyAlbum (Mitene)製品
  • mixi2製品
  • Mercari企業
  • ChatGPT (OpenAI)製品
  • Gemini (Google)製品
  • Monster Strike (MIXI)製品
  • TIPSTAR (MIXI)製品
  • PointsBet (MIXI)企業
  • RuPay credit-on-UPI技術
  • super.money (Flipkart)企業
  • eSafety Commissioner (Australia)企業
  • PayID / PayTo (NPP, Australia)技術
  • Snapchat製品

出典

  1. [1] LINE user trends 2025: The largest messaging app in Japan — TAMLO, 2025
  2. [2] "PayPay" Reaches 70 Million Registered Users! — PayPay Corporation, 2025-07
  3. [3] What is PayPay? The merchants' guide to Japan's top QR code wallet — Antom (Ant International), 2025
  4. [4] PhonePe and Google Pay Lead UPI Ecosystem in December 2025 — Angel One, 2026-01
  5. [5] UPI transactions cross 20 billion in August; PhonePe, Google Pay lead market — DD News, 2025-09
  6. [6] How Many WhatsApp Users in India 2025? Latest Statistics — Couponsly (citing DataReportal Digital 2025), 2025
  7. [7] WhatsApp Pay failed in India despite 500M users — Rest of World, 2025
  8. [8] 100 Most Used Apps by the Number of Monthly Users (2026) — Udonis, 2026
  9. [9] US TikTok Usage and Time Spent 2025 — eMarketer, 2025
  10. [10] Venmo Revenue and Usage Statistics (2026) — Business of Apps, 2026
  11. [11] Here's what you should know about the US TikTok deal — TechCrunch, 2026-01
  12. [12] Threads now has more than 400 million monthly active users — TechCrunch, 2025-08
  13. [13] Google Photos Turns 10, Now Hosts Over 9 Trillion Photos and Videos — PetaPixel, 2025-05
  14. [14] 「家族アルバム みてね」世界累計利用者数が3,000万人突破! — MIXI, Inc., 2026-05
  15. [15] New SNS "mixi2" Launches with an Invitation-Only System — fasme, 2025-01
  16. [16] How Many TikTok Users in India 2025? Ban Status & Impact — Couponsly, 2025
  17. [17] Digital 2025 Australia: Social media rivals search for brand discovery — We Are Social Australia, 2025-02
  18. [18] Social Media Stats Australia 2025: Platform Use, Growth & Trends — Retain Media, 2025
  19. [19] Australia's Digital Wallet Adoption in 2025 — Airwallex ANZ, 2025
  20. [20] Mercari Japan Launches New App in the U.S., Expanding Mercari's Existing Marketplace Ecosystem — PR Newswire / Mercari, 2025
  21. [21] ChatGPT Statistics (June 2026) – Latest Active Users Data — DemandSage, 2026-06
  22. [22] MIXI Q3 FY2026 slides: Sports segment doubles, overall revenue up 18% — Investing.com, 2026
  23. [23] Line and YouTube Most Popular Social Media in Japan — Nippon.com, 2025
  24. [24] Australia is trying to enforce the first teen social media ban. Governments worldwide are watching. — CNBC, 2025-12
  25. [25] Gemini hits 900 million users, closing gap with ChatGPT fast — PPC Land, 2026
  26. [26] E-commerce in Japan: A Complete Guide [Updated for 2025] — ULPA, 2025
  27. [27] PayPay IPO surges 19% in Nasdaq debut, valuing SoftBank-backed fintech at $14.7B — Yahoo Finance / Reuters, 2026-03
  28. [28] Earnings call transcript: Mixi Inc. Q4 2026 earnings beat expectations, stock dips — Investing.com, 2026
  29. [29] Cash App vs Venmo vs Zelle Statistics 2026: Growth Secrets — CoinLaw, 2026
  30. [30] 70% of Australian minors still use social media three months after nationwide ban — eMarketer, 2026-03
  31. [31] RuPay credit cards ride UPI growth, approach nearly 40% share in new issuances — Storyboard18, 2026
  32. [32] FamilyAlbum Premium | The Best Photo-Sharing App for Families — FamilyAlbum (MIXI), 2026
  33. [33] The Future of MIXI (IR): mixi2, FamilyAlbum and global expansion — MIXI, Inc., 2026
  34. [34] Australia finds age verification loopholes in 5 social media platforms — MediaNama, 2026-03
  35. [35] MIXI Revises FY2026 Financial Forecast Upward Amid Strategic Acquisitions — TipRanks, 2026